連載:私とパソコンシリーズ

月の満ち欠け No.96 − 私がパソコンを使えないわけ(前半) −

私は、平成元年に短大を卒業した。
卒業論文は手書きだった。

同年、専修学校に入学し退学した2年間に、ワープロに触る機会は無かった。

平成3年、画廊に営業職として入社した。
その会社では、事務的な作業は全て営業事務がやっていた。
平成7年、文房具の総合商社に営業補佐として転職した。
私の仕事は倉庫内の文房具の管理である。営業が作成した書類を元に物品を揃え、総務部から回ってくる伝票を添付して品出しをする。
その当時、総務部にワープロがあった記憶はあるが、パソコンがあったかどうかは覚えていない。

平成12年、色々あって大うつエピソードを発症し、2〜3年