犬も歩けば棒にあたる。私が歩くと芭蕉にあたる。

梅雨の晴れ間に大和街道を西柘植から亀山の関宿まで歩きました。
出発地の柘植ではあちこち出鱈目に歩いていたら
偶然芭蕉の生誕地に出くわしました。
ビックリな嬉しさです。
松尾家は柘植から伊賀上野へ移ったとは知っていたのですが、
柘植の何処だか知りませんでした。
生誕地は上柘植の何でもない集落の中の草生す平地に石碑が立っているだけでした。
そこに小さな池があり、近づくと蛙がぽちゃんと飛び込んだから、
これは出来過ぎだなあと笑ってしまいました。
柘植の田園地帯は今で珍もしいほど蛙が沢山繁殖するようです。
畔を歩くと、草の中から湧くように何百匹もの蛙が飛び跳ねて