御室仁和寺観音堂初公開その2

さて、観音堂への道すがら、五重の塔の前に、ちょうど背丈くらいの高さでしょうか。「令和」の文字が彫られた木製の碑があります。
なんだ、よくある新元号のやつか、と通り過ぎたくなりますが、この令和の文字、実は東博の仁和寺展でも展示されていた、空海直筆の「三十帳冊子」の中から、令と和の文字を抜き取って拡大したものなのだそうです。
原本は6mm角の小さな文字ですが、20cm四方に拡大してもまったく遜色がない、さすが弘法大師の筆です、とお坊さんが自慢げに話してくれました。

いよいよお待ちかねの観音堂に入ります。
と思った矢先、入口付近の売店で五色の御朱印が誘惑して