7月歌舞伎座公演 夜の部

海老蔵の朝のブログに「声が出ない」とあったので、心配していた。疲れが溜まっているんだろうなあ、今日は大丈夫だろうか、と遠い親戚のような気分で劇場へ。


「星合世十三團」、義経千本櫻の通し狂言。これまで「鳥居前」からしか知らないので、今回話の筋がすんなりと頭に入った。
当代人気役者の海老蔵が十三役を演じ、早替わりの楽しさを存分に堪能できる。サポート役は大変だろうけど。

いつもより声を抑えてはいるが、よく通る。碇知盛など見せ場ではやはり声を張るので、見ている方がハラハラしてしまう。私一人ではなく、観客全体が彼の体調を案じているようで、小屋がとても暖かく