階級社会の中で飼い慣らされた若者達が現政権を支える構図

私が学生時代を過ごした1970年代後半、周りを見渡すと奨学金を貰って学校に通っていた学生は少数派だった。

この頃から就職が決まると卒業旅行と称して海外に行く学生も増え始め、男子は就職すると先ず中古でも良いから自家用車を買い、未来の結婚相手とドライブに行く・・・、そしてその相手とマイホームを持つ、コレがささやかではあったが夢だった。 所謂、一億総中流化と云うことだろう。自らを中流であると言って安心する事の是非は別として、日本人の多くは一億総中流化の中で飼い慣らされてきた。

ところが、今の若者達は、その中流の範疇にも入っていないにも関わらず「飼