天山山脈の奥地で、アフガニスタンの国境に近い、カシュダル
という所は、玄奘和尚の「大唐西域記」では、僧が3000人もいたという所。
広大なタクラマカン砂漠は、焼けるような太陽の光が照りつけて、灼熱地獄という形容にふさわしい。摂氏43度、車の♩窓を開ければ、熱風が吹き込む♩
ここで生まれた香妃は、その美しさを皇帝に見初められて、この太陽の照りつける中を、カシュダルから北京まで長い旅を続けたという。
現代でさえ、カシュダルから途中のウルムチまでプロペラ機で3時間、それから北京までジャンボ機で4時間もかかる
距離です。
ラクダか、輿のようなもんか、私は