「愚亭と喧妻の会話」

先月のこと

レジのそばの棚にあるライターに手を伸ばした男がいる。
“男”というより子供だ。
スーパーからさして遠くはない府立S高校の生徒だと言うことは顔なじみの他校の女子生徒たちから聞いている。

 いつも2,3人から4~5人で休憩用の長いすにだらしなく寝そべってスマホのゲームをしながらスナック菓子の食べかすや空き袋、ジュースなどの空きペットボトルを長いすの周囲の床に散らかし大声や奇声を上げたりして年配客や婦人客から「怖い」とか「なんとかして!」と苦情を受けることがしばしばで、小生も何度か注意をしたことがある。
 その都度「おれらの食べカスと違う」とし