映画『白磁の人』で涙腺の大掃除

四日市で人権セミナーがあり映画を観たが涙が止まらない。
100年前の朝鮮を舞台にした2012年の日本映画だった。
日韓併合でどれだけ朝鮮の人が苦しんだかを丁寧に追う。
その中で信州から荒れた山野を森にしようと立ち上がる。
家族を交えて朝鮮に移り住んだ主人公の半生を描いている。

お互いが理解し合えない中で最愛の家族を失う事もある。
最後は主人公が亡くなる場面を丁寧に追うシーンが良い。
母が息子の遺骨を日本にと言う中、妻と娘がポツリ。
 「お父さんは朝鮮の大地が大好きだった・・・」
 「でも朝鮮の人がそれを望んでいる訳ではない!」

母の言葉で人々が凍り付