終戦の日

今日は74回目の終戦の日です。
今もあの日を覚えています。
雑音の多いボロラジオで正午に天皇の終戦の言葉を聞きました。
その記憶より、あの頃の飢えた日々の記憶の方が心の底にこびりついています。
我が家は農家でした。それも、ご近所より少し田畑の多い農家でしたから、普通に考えればご近所より食べるものは多かったように思うのですが、当時は農家と言えどお米は全て供出し、その筋の管理下に置かれていました。
ご近所さんはその供出をうまく誤魔化してお米をどこかに隠していたようで、我が家より食べ物に少しだけ恵まれていたと子供心に感じました。
我が家は祖父が村のトップでした