京急の事故(障害物検知装置って…)

踏切の障害物検知装置は遮断機が完全に降りてから作動するのだと思います。でないと、まだ横断している車や歩行者を検知してしまうので。

でも、列車は遮断機が下りた時点で既に踏切から600m(非常ブレーキで最高速度から停止できる距離)まで近づいてます。

ですから、運転士が地上の障害物検知信号機の点滅を確認して非常ブレーキをかけてもギリギリで、操作のタイムラグを考えると間に合いません。

なので、衝突を避けるというよりは精一杯減速して被害を抑制するためのものじゃないかと。事故の見た目のわりに人的被害が少ないのはそのためでしょう。

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