連載:災害時の食―水がない!配慮のいる幼児、高齢者対応

災害時の食―水がない!配慮のいる幼児、高齢者対応

災害時の食事で一番困るのは幼児と高齢者です。阪神・淡路大震災では、乾パンが硬くて喉を通らない。そこで高齢者は水に浸して食べました。熊本地震では幼児の離乳食がないため栄養士さんが鍋に米の粉を入れ野菜ジュースで溶かして加熱し、手作りの流動食を食べさせました。災害時は水と熱源がなく、肝心の食べ物が手に入りにくい状況です。どうすればよいでしょうか、皆さんご一緒に本気で考えましょう。
私は熱も水も使わないで離乳食、高齢者食を創る方法を提案しています。それは市販の離乳食やおやつ類を備蓄しておいて、災害時に水と熱を使わずに食品同士を組み合わせる創り方です。
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