この本は、経済学のおさらいというタイトルだが、そもそも中学、高校では別科目で経済学を学んだ訳ではない。
だが、ざっとページをめくってみると、わかりやすく経済学を解説しているようなので買って読んでみた。
生産と消費、供給と需要、企業と家計はもとより限界効用、乗数効果などなど、用語や理論が解説されている。
ほかにも色々と用語や理論があるが、それらのうちで一番、現状の日本経済の伸び悩みの元凶だと思う用語があった。
それは消費性向なる用語、理論である。
よく政府が経済活性化のために、財政支出の拡大とかゼロ金利や金融緩和なる金融政策、企業へのベースアップ