中秋の名月も終わり
　日々秋もだんだん深くなって来ますね。

　大江千里（23番）　『古今集』に

　月みれば　ちぢにものこそ　悲しけれ
　わが身一つの　秋にはあらねど

　こんな歌があります。

訳すと

月を見ると、あれこれきりもなく物事が
悲しく思われます。
私一人だけに訪れた秋ではないのだけれど。


秋になると段々気温が低くなり、日の当たる
時間も短くなって来ます。
このような季節は、みんなで騒ぐというより
一人静かに読書をしたり思索に耽ったりするの
に最適です。
気候がいいので頭も冴えてきますが、その反面、
人によっては体調を崩したり、