千葉の長期停電に思う

台風15号による千葉県での停電が長期化している問題で、電力会社による情報提供のあり方が批判されています。当初は2日程度で停電が解消出来るが、その後1週間、さらに2週間へと見通しを変更しました。そうした中で千葉県知事やマスメディアは東電の「想定の甘さ」を強く指摘していました。しかし問題にすべきは「想定の甘さ」ではなく、大規模災害の場合は正確な情報が得られず、不確実性の中で意思決定をしなければならず、最悪を想定した危機管理意識が国や地方自治体に欠如していたことが大問題です。その顕著な例が行政による対策本部の設置の遅さです。千葉県は丸一日過ぎた翌日です、経済産