三つのいろは歌

いろは歌と言えば、
「色は匂へど散りぬるを
わが世誰ぞ常ならむ
有為の奥山けふ越えて
浅き夢見じ酔ひもせず」が一般的です。

これは、日本語で使う主な音を全部一音ずつ使い、仏教の無常観をさりげなく表現をしている秀逸のものだ


また、それに倣えと明治時代に
「とりなくこえす ゆめさませ
みよあけわたる ひんがしの
そらいろはえて おきべつに
ほぶねむれいる もやのうち」があるが広くは知られていない。

さらに、昭和になり
「ゆきのふるさと およめいり
みなかあぜみち うまつれて
わらやねをぬけ たんぼこえ
はずゑにしろく ひもそへむ」があるが、これも広