諭吉君は一時間半の短命だった…

昨日、用事があって閉店直前のN銀行に行った。
番号札を取ってソファで待とうと近づくと、
その傍らに立てかけたチラシの下に
ちょっとしたスペースがあったのだが、
そのスペースになんと!!裸ん坊の諭吉君が鎮座している!?

すぐそばにいた若いお母さんに「これ、あなたの?」と聞くも、
「いいえ」と首を振る。
んで元あった場所に戻したのだが、ん!? 
もしかして私のバッグからヒラヒラ舞い落ちた!?と確認したが、
私のバッグには記憶通り一人の諭吉君がいた。
じゃあ誰の!?と思っていると、彼女は行員を呼んだ。

一枚の紙片を持ってきた行員は、
「ここにご住所とお名前