蓼科山365日 11-19-19 春の芽

蓼科山の山頂付近を白く染めた雪は消えてしまった。

初冠雪の頃は毎年同じようなことを繰り返す。

来月に入れば少しづつ白さを増し、やがて雪国らしく高原一帯が白くなってきます。

枯れた葉が風に誘われて、カサカサと音を出しながら重なってゆく。

今の時期、その上を歩くのも楽しみの一つ。

落葉樹は冬には葉を落として、春の芽吹きを待つ。
尖った芽、丸みを帯びた芽、それは多分花芽だろう。


加藤楸邨

 木の葉ふりやまずいそぐなよいそぐなよ



森の人

カテゴリ:日常・住まい