連載:no music no life

覚えておきたい今日のトリビア

ビートルズ来日の最大の功労者は、当時、まだ中学生だった角栄の息子さん。

「ビートルズとかいうイギリスの不良集団が武道館で演奏をしたいと言っているが、来日を許可するべきか」という問題が、政権与党内で話題になり議論されていたとき、当時の自民党幹事長であった田中角栄は、流行歌かぶれの不良であった自分の息子の部屋を訪れ「何の用?」といぶかしがる息子に向かって言った。

「おい、お前も不良なら、ビートルズくらい持っているだろう。」
「ビートルズのレコードを聞かせてみろ」

なんで親父がいきなりビートルズ?と思ったものの、ここでうるさい曲を聞かせたら後々面倒なこと