三菱航空機スペースジェット東レ炭素繊維供給去年契約の解消

三菱航空機が開発中のスペースジェット。東レから尾翼の部品の供給が停止していたことがわかりました。

 三菱重工業などによりますと、東レとの間で結ばれていた契約では、スペースジェットの機体を安定させる尾翼の部品を、東レが炭素繊維を材料に生産し、三菱側に供給することになっていました。

 しかし、尾翼の開発過程で材料を変更したことでコスト面などで問題が生じ、2017年から両社で議論を重ねた結果、去年契約の解消に至ったということです。

 今後は三菱重工が自社で部品を加工し、開発を進めていくことにしていますが、三菱航空機は来年半ばを予定している初号機の納入時期