介護や見守りを思う

家族の介護や見守りをしている友人は多い。上京の折に会った友人らの半数以上が行っている。自身の親の場合と義理の親の場合やら介護や見守りを受ける人の体と心の老いの程度に寄り、友人らの心の様子は全く違うのだ。

友人らはだいたい冷静にたんたんと行っている様に見える。

その中で、90歳を超えた実父の見守り中の友人が、どんな風?との私の問いに、少し面倒なの、と答えたので理由を聞くと、お父さんは、彼女が会いに行く度に、色々申訳ない申訳ないと彼女に言うのだそうだ。全身が弱っているが全く認知症もないお父さんの口から繰り返される言葉が彼女にとっては面倒なのだ。面倒との表