「千住宿 珈琲物語」(千住)で、ノーベル文学賞辞退を考える!

北千住を歩いていたら、携帯電話がなった。

明日は10日か。ノーベル賞授賞式があると思いながら、通話ボタンを押した。
「ノーベル文学賞なら間に合っています。冬のストックホルムは寒いから」
ワタシはハッキリと言った。
「オレだよ。オレ。携帯電話をなくしちゃって」
「オレオレ詐欺だったら、いりません。子供がいないから。ブライダルだったら、間に合っています。吉永小百合の映画を見ているから。セレモニーだったら、いりません。死ぬ予定はないから」
久しぶりに断言して、決断力を示すように力いっぱい「切る」のボタンを押した。

寒い!
ストックホルムは雪かな?
それにし