自分史と日本近代史(10)~~これでおわり


まだどれほどの問題かはっきりしないがまた別の病気にかかっているらしいことが分かった。老人に病気はつきものと言うがこれほどあれこれ出てくると、いよいよ自分の歴史も終わりに近づいたなと認識せざるを得ない。
このシリーズも元気なうちに終わりまですませておきたいと思う。

あれこれと失ってしまった私の70歳以降はさびしいものになってしまった。
独りボッチの寂しさを紛らわす手段としてはやはり旅行だった。
「70代には世界中一緒に旅行しようね」と言いあっていた妻はもういないからたいていの旅行は独りで行った。
主にどんなところに行ったのか思い出すままに並べてみる。