菜の花漬むかしむかしの京の旅の 山口青邨
七夕や昔むかしのわらべ歌 野村 きく
濠の菱舟むかしむかしの音きします 加藤知世子
穀象やむかしむかしの隠し米 鷹羽狩行
そのむかし竹藪なりし花大路 飴山實 花浴び
夕みぞれ干満珠寺のむかしかな 久保田万太郎 流寓抄
涼しさよ舟で詣りしむかしかな 山口青邨
いまはむかしのいろの蘇枋の花ざかり 飯田龍太
昔の思い出に浸る一時幸せに アロマ
焼芋やいまはむかしのゆめばかり 久保田万太郎 流寓抄
雛菓子の金米糖の今むかし 富安風生
今昔紙に似たお菓子は