白内障を発症すると、白内障の進行を遅くする点眼薬のピレノキシンかグルタチオンが処方されます。以前は、内服薬も処方されていたことがありますが、現在は処方されることがほとんどありません。
ピレノキシン(カタリン®、カリーユニ®)は、白内障惹起物質であるキノイド物質の水晶性たんぱく質への結合を防ぐ、という効果が期待できます。つまり、水晶体の濁りの原因となるたんぱく質を、蓄積しにくくする効果です。
グルタオチン(タオチン®)は抗酸化作用があります。
白内障を発症してもすぐには手術をしない場合もあります。視力がどこまで低下したから手術をするという、