気取りも意気込みも薄れた、腑抜けとは言いませんが、なぜか腰のものが消えた気配も強くなってもしました。
求めていた、刀を捨てた武蔵の心境とは大げさですが、老いとはそんなもの・・・
尖っていたら、世の中やはり上手くは廻らないもの。
様々なご縁も、きっと良縁・・・なのでしょう。
請われれば、逃さない!!
それでも、何処かにある“見切り”の思いも自らの太刀筋も相手も、見えるからでしょう。
きっと、武道の心得が無いときっと見えてこないかも知れません。
こんな意識が何処かに有る以上、まだまだ見えぬ太刀が腰に残るお尻の青さでしょう。
きっと、何時までも