日本にもインターポール手配犯の引き渡しを頑強に拒否していたことがある

 カルロス・ゴーンがプライベートジェット機で逃亡し、レバノンに高跳びした件で、法曹関係者でもないのにマジに怒っているフツーの人も多いようだが、そういう人たちは「ニッポン凄ーい」信者で、日本には一点の非もないと単純に信じ込んでいるのではないか。ゴーンは極悪人で、それを匿うレバノンはけしからんと拳を振り上げるのは自由だが、実は、私も完璧に忘れていた、というか、認識していなかったというか、日本が国際指名「手配犯」の引き渡しを拒んでいたことがあるということを、フリーライターの窪田順生氏が「スピン経済の歩き方」という自身のシリーズに書いている。

 その指名手配犯