連載:シンガポールで野生のカワウソ探しの旅

川の湧き出ずる源流から海へ流れ込む河口まで、カワウソを探し踏破する決心

方向音痴の私は、うっかり私有地に自転車で迷いこんでしまい、急ぎ道路へ退出して、結構道路を進んでも、そこの大柄なガードマンは走って追いかけて来ました。
怖い、ごめんなさい、どうなるの?

本当に大きな人で、追いついて私を見おろして言いました。「君の自転車‥‥」ええ、ごめんなさい、自転車で勝手に裏から侵入してしまいました。
「どうやって手に入れたの?すごく良いね、シンガポールのどこでなの?」えっ、そういうこと?
「日本なの。」「えええっ、飛行機で運んで来たってことかい?」
すごく反応が良かったので、自転車の車体中央にある持ち運び用の取つ手を握って持ち上げて見