知名度はない「墓」だけれど ②完

20日千葉県松戸市の本土寺、同市川市の弘法寺、法華経寺を訪ねた。いずれも「古寺 100選」の古刹である。この3寺の投稿は後日に譲り、今日の投稿は弘法寺で偶然出会った松平大和守直基の墓である。

仁王門、鐘楼、本堂、そうして本堂横の樹齢400年と呼ばれるシダレ桜「伏姫桜」を見学、墓地内に足を向けた。すると中央に半ば傷んで放置されているようが貴人と思われる3基の墓があった。向かって右側の墓の刻字を凝視すると何とか文字が確認できた。松平大和守直基と判読できた。

松平直基は徳川家康の二男、結城秀康の五男として生まれた。結城家の家督相続後、松平姓になった。越前勝