「悲しい離婚にまつわる私の迷いと混乱」

私どもと家族的な付き合いをしていたアメリカ人夫妻がいました。親友でした。それがある時離婚します。そうしたら奥さんの方から悲しい手紙が何度も来たのです。幼い子供をつれてアメリカ中を行商をしながら流浪の旅をしているというのです。せつせつと悲しみを書いて航空便で送ってくるのです。彼女は数学が得意の細身の美人でした。それだけに悲しさが一層深く感じたのです。
それ以来、私は離婚は悲しいものだという固定観念を持つようになりました。

そんなことを思い出しながら最近、世界各国の離婚率などを調べています。そうしたら各国の離婚率が1980年ころから下がっている国が多いので