自分が体験した領収証発行の実務

 ANAホテルが、領収「書」に係る云々も読めなかった恥ずかしい総統閣下の言い訳にもならない嘘を一つ一つ否定したことで、ネットなどで称賛を受けている。このことは、「桜」をめぐる答弁がいかにデタラメで、いらだっている国民がいかに多いかを物語っている。

 私が40年に亘って勤務した先は民間会社だから、カネは常に動いていて、現役のときは、領収証(私の会社では、「領収書」ではなく一貫して「領収証」と言っていた)も頻繁に発行していて、若い頃はその取扱いについても、厳しく指導された。それは、税務署の指導でもあると思うのだが、まだほとんど手作業発行の時代のことである。