「日本共産党」 筆坂秀世著 新潮新書
2006年4月20日発行
ー私が生まれた1948年、昭和23年というのは、戦争が終わって3年目であり、私の村はもちろん、日本中が貧しかった。
“ぼろは着てても心は錦“という気概なのだ。
文字通り最後の最後になって、妻に「罷免、辞職」の決定や事の経過を伝えた時、やっと生きて行く決心、この重荷を生涯背負っていく決心がついた。
2003年8月私が党職に復帰したとき、「辛かったろう」と目に涙を浮かべてくれた唯一の幹部が志位氏だったからだ。
プライドを持たない人生などありえない。
私がそれを取り戻すためには、共産党から