2月28日、東証の大引け直前に何が起きていたのか

 新型肺炎の蔓延もさることながら、日本政府の対応のまずさもあるだろう、日経平均株価がこの一週間で2千円超の下落を来たしている。昨28日も前日比400円超安から始まって、下落の一途。15時近くになってついに1000円安を超え、21000円台も割り込み、そのまま引けるかに見えた。

 ネットの、平均株価をリアルタイムでわかるサイトを見ていたのだが、14時58分ごろ21000円をわずかに下回っていたのが、突如数字が大混乱を起こし、15時を過ぎて、ようやく数字が落ち着いたとき安値幅は、805円台で終了していた。別なサイトではまだ1000円超安になっていたものもあ