パリの街並みを大急ぎでこえてついにブローニュの森へーーそこで見た奇蹟

いずれにしても
人と人の縁の不思議

神秘的ともいえる奇偶の連鎖に
陽一は神の恩寵を感じていたーーー


そんなことを考えているうちに
大変なことに気がついた...

今までうすうす感じていたことがある

5人の出会いというが
それはすべて陽一の視点でとらえたもの

もしそれを天や神の視点でとらえたら
どうなるだろう?

陽一から見れば4人をよく知っているし
相手も自分のことを知ってくれていると
思える

それはまさに上記の組み合わせ図
1(陽一)を中心においた
1-2、1-3、1-4、1-5
という図式にほかならない

では、2、3、4、5を中心におい