隣の家が解体されました。

隣の婆ちゃんの家は築50年を過ぎたがまだまだ健在。
いろいろ事情があって家を新築することになった。
そこで婆ちゃんは一旦アパートに行き家を出る。
古い家の解体が先日から始まったがなかなか騒がしい。
大きなユンボで潰すがこちらまで地響きが伝わって来る。

解体も廃棄物条例が厳しいので分別しながらの作業。
不燃物と可燃物に分けてバスケットに入れて行く。
最初の日は婆ちゃんも見に来たが庭に座り込んで居た。
見た目があまりに淋しそうなのでそっと声を掛けてみた。
 「とうとう始まったね~これでスッキリするね!」

婆ちゃんは健気に毎日こうして見に来ると言う。
遠く