60、「生きてこそ」(瀬戸内寂聴著)は物書きの幸せな生涯だったと

「生きてこそ」 瀬戸内寂聴著 新潮新書
2017年6月20日発行
ー智慧とは、自分の行くべき道の方向を、自分の力で、あやまらず判断する能力を持つことである。
「個人情報保護法案」であり、「有事法案」である。
 戦中派死に損ないの老婆などは、あっと驚きのけぞるばかりの悪法。
 一人息子が大学で就職活動に入ったが、ことごとく失敗し、ついに自信喪失から鬱状態になってしまい、
 息子が、別人のように明るい表情で帰ってきて、自衛隊に行ったら、試験のあと、即、入隊の許可が出たという。
 夫はシベリアの土と化した過去を生き抜いてきた姑は、戦争を心底から憎み、自衛隊に入