アメリカの人種差別~映画も現実も

<ウインド・リバー>という2017年のアメリカ映画をCATVで見ました。映画は、一人のネイティブ・アメリカン(旧称・インディアン)少女の凍死体が発見されたことに端を発するサスペンス・ドラマとなっていますが、彼女の死因捜査の過程で、部族警察は管轄内といえども白人容疑者に直接逮捕はおろか尋問も出来ない様子が描かれ、あからさまに人種差別への反対を訴えてはいませんが観客にはそれとなく訴えています。保留地の部族警察署の前に掲げられている星条旗が上下逆になっているのも無言の抗議と見受けました。FBIが先住民少女の不審死だからと事件を軽く見て、新米の女性捜査官を一人だ