米原から彦根につづく琵琶湖岸沿いの道を歩いていると
磯という名の古い地区があります。
その先で湖岸に山が迫りちょっとした岬になります。
ここを境に彦根市に入り、千々松原や彦根城が見えてきます。
その岬を磯崎といい、岬の山の上に磯崎神社が祭られています。
大きくはない神社ですがなかなか趣深い神社なんです。
この神社の日本武尊にまつわる縁起がとても興味深い。
日本武尊が蝦夷征伐の東征から戻る途中、伊吹山の荒ぶる神、白猪と戦って
毒気に当たって危うい事になったという話は良く知られています。
その後武尊は居醒の清水で正気を取り戻します。
そして伊勢を通って大和に