入居2年目の無償修繕の日だった。事前にどの部分に不具合があるかを用紙に書いて提出しておき、その後施工会社の担当者が来て確認し、後日修繕工事になるのだが、私は本当に壁の傷とかドアの不具合とかを見つけるのが苦手なので、全て妻に任せて自分は参加するのを勘弁してもらっていた。

しかしこのところ妻の調子があまりよくなく、もしも当日ベッドから出られない場合は私が立ち会って不具合箇所の指摘をしなければならないかも、ということになって妻から書類を見ながら、1つ1つその部分を引き継いでもらった。

ところが、妻が不具合と指摘している中で、特に壁紙と壁の継ぎ目のコーキング