古事記》第一章 天地創造 第1話 

第一章に入る前に、この物語の世界観とこの時代の流行りや価値観は独特だなということを踏まえて、しっかり心構えて、読んでいかないと、もうツッコミどころ満載になってしまいます。

一方で現代にも通じる考えがたまに出てきますので、それは触れていきたいなと思っています。
ツッコミどころはなるべく拾っていきますが、すべては無理ですので、『独特なんだなぁ』ぐらいでスルーして頂いて構いません。

第1話 最初の地上、オノゴロ島誕生
光も空気も何も存在しない殺伐とした空間。
この無限に広がる『無』の世界に、突如として天界が出現し、5柱の神が現れたところから物語が始まるかと