経済を見る眼;コロナ後の世界への2つの問い

 週刊6月27日東洋経済特集コロナ雇用崩壊刊頭に「経済を見る眼;コロナ後の世界への2つの問い」早川(*1)論が載る。

 政府緊急事態宣言が解除され日常は戻るが、コロナとの闘いは継続する。コロナ後世界をみるに歴史を振り返る。
1)19世紀後半第一次世界大戦前後
・第一次グローバル化がブロック化で世界貿易が縮小した。1国経済になり国家の役割が飛躍的に高まった。
2)20世紀半ば第二次大戦後
・経済で国家役割は低下せず、ケインズ理論マクロ安定政策が試みられ累進課税所得分配平等化と社会保障充実の福祉国家混合経済時代に。まだ自由化と国際化は斬進的でコントロール