台風のメカニズム;温暖化で巨大化する可能性

 7月7日週刊エコノミストに「地学)台風のメカニズム;温暖化で巨大化する可能性」が載る。

 毎年くる台風だが、近年災害規模が大きくなっている。台風もハリケーンも熱帯低気圧の成長メカニズム(写真1)で起こる。地球温暖化と関連すると話題にはなるが決着は未だだ。地球上の風は全て気圧差で生じ、気圧差は温度差があるとき生じる。
太陽の光が当り空気が暖められると、空気が膨張し軽くなり上昇して地上付近気圧は低下する。この気圧差の大地域に風が吹き、この気圧差が低気圧と高気圧となる。この気圧差が、熱帯海上で起きるのが熱帯低気圧の誕生で、強風大雨の台風になる(写真)。熱帯