国家と市民を分けて考える冷静さ・・・ドラマ「愛の不時着」

都知事選挙の結果を見て思う事は、「人は、政治的実績よりマスコミへの露出度によって投票行動を左右してしまう事がある」ということだ。おそらくコレは、ポピュリズムと反知性主義の悪い面が出てしまった結果なのであろう。「政治はエリートよりも大衆と共に」・・・これ自体は悪いことでは無いが、間違った結果も生む。

もうひとつ心配な事は、レイシズムの台頭だ。今回レイシズムの「旗手」とも言える桜井が思いのほかの得票を得た。それには現在進行形の新型コロナウイルス感染症と香港問題が大きく影響していると思う。桜井は政見放送で、本来なら封印されているはずの「支那」という言葉を使