提灯の明かりだけ、夏祭りを告げている

 昨夜、雨の中自転車を走らせ、いつものとおり、近隣町内会の氏神さまである神社の前を通ったら、何というのか、パイプを結び付けての枠が組み立てられ、寄付者を顕彰する提灯が並べられ灯が入っていた。そうか、何もなければ、もうすぐ夏祭りだったんだ、と改めて気づかされた。

 私は、2005年から2012年までの、8回の夏祭りに参画していたのだった。もともとそういうことが好きなわけではなかったし、ある種の「しこり」で役員の継続を固辞したいきさつがあり、その後は一切の関わりを断っているのだが、関わっていた期間は、主に山車(仮名を振っては失礼かもしれないが「だし」)の飾