読書感想 楊逸 「わが敵『習近平』」

完する意味合いの読書になったが、しかし詳細に関しては新たに知った話、改めて感じたことなどがあったので、それを簡潔に述べていくことにする。

まず楊が一貫して主張しているのは「コロナウィルスは中国の生物兵器であり、アメリカの力を奪うために開発された。中国でいち早く終息したのは兵器と一緒にワクチンも開発しているから」ということである。学術論文ではないので、その根拠は楊が論拠を引用先、入手先なしで書いていることだから、全てを丸飲みにはできないが、しかし十分にあり得る話で、だとしたら「三密に注意しましょう」などと悠長なことを言っている場合ではなく、と言っても開発