昭和の純喫茶

街なかから、純喫茶が失せて久しい

スターバックス、ドトール、サンマルクなどなどチェーンのカフェばかりになった

前払い、セルフサービスが、当たり前になった

店に流れるBGMも、各カフェごとに、ジャズ調のものが多い

昭和時代、高度経済成長期に、脱サラなるものが流行りだし、その生業の一つとして喫茶店の経営があった

当時、終身雇用、年功序列のサラリーマン社会ではあったが、退職の際の退職金も今の世よりは厚遇だったよう

それを開業資金に当てての純喫茶経営に走る者が多々いたように思う

テーブルには、砂糖や塩の入った容器、灰皿、紙のふきんを重ね立てているス