家庭から固定電話が減りつつあるようだ
ひと昔前なら、固定電話があるないは、家庭や個人の信用のあるかないかの判断基準でもあった
だがもはや、電話機能が主機能でない携帯電話が固定電話よりも普及をしている
その上、その廃れゆく固定電話だけを見ても、今と昔では随分とその様相は異なる
プッシュホンでないダイヤルの固定電話があったのだ
昭和の頃は、家の電話と言えば黒色で、本体には円上に0から9までの数字がふってあり、その上に重なった透明のプラスチックの円盤に空いている十個の穴のなかから電話番号の番号順に、一つづつ該当する数字のある穴を選んで、その穴に指を