この先どうなるか:小さな田んぼ

 我が家がこの地に農民として入植してから400年以上も作り続けて来た田んぼの米つくりをやめたのは、2011年原発事故の翌年からである。あの事故で一時とは言え放射能汚染米となってしまったのです。今では何事もなかったかのように周りではコメを栽培していますが、我が家の約2000平方mの田んぼだけは何も栽培していません。時々トラクターで耕して草退治をしています。
 戦後の専業農家の時にはこの10倍ほどの面積で米つくりをしていましたが、60年前に父が農家をやめる決断をして8割以上の田んぼはなくなりました、それは市街化区域といって農地で米つくりをすると宅地並み課税と