地球古文書;7万年縞を刻んだ水月湖の奇跡

 8月25日週刊エコノミストの役立つ地学に「地球古文書;7万年縞を刻んだ水月湖の奇跡」鎌田論が載る。

 地学の仕事に「過去の時間を正確に測る」作業がある。地球科学者は過去の何千何万年時間を正確に測定して知る。化石や遺物年代調べる放射性炭素14C測定法があるが誤差を伴う。
年代を正確に遡れる年輪を持つ14Cの標準時計となる照らし合わせ遺物がいる。欧州には遺物化石の樹木年輪を用いた1年毎17,000年前迄の標準時計が作られた。
日本の標準時計は、福井県三方五湖の1つ水月湖を基盤迄掘削し、また湖底45m迄1mmの極薄地層の総計7万枚の規則正しい堆積物の1年毎