「日本の在来種の木曽馬を見ていると幸せになる」

日本には元来、馬は棲んでいなく、旧石器時代から縄文時代や弥生時代の遺跡からは馬の骨が見つかっていません。古墳時代の4世紀になって朝鮮から入ってきたと言われています。
それ以来、馬は日本人の農耕を助け、荷物や人を乗せ、荷車を曳き人と共に働いてきました。賢くて優しいので人に愛され、馬も人になつきました。馬の愛情は静かで深いのです。

日本各地で古墳時代から大切にされてきた馬を日本在来種と言います。小型の体ながら力の強い頼りになる馬でした。日本在来種の馬には西洋の馬の血が混じっていません。この日本在来種は現在8種類存続していて、木曽馬もその一種です。

3年前