家で観る映画、例えば「読まれなかった小説」

◎「読まれなかった小説」Ahlat Agaci 2018年 ヌル・ビルゲ・ジェイラン トルコ・フランス・ドイツ・ブルガリア・マケドニア・ボスニア=ヘルツェゴビナ・スウェーデン・カタール合作 ビターズ・エンド
2019.11.29公開


本作は3時間を超える長編ですが、<私は>飽きなかった。
監督のヌル・ビルゲ・ジェイランはいわゆる巨匠の範疇のひとりで、前作「雪の轍」で第67回カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞しています。
「雪の轍」はトルコの旧家を舞台とした人間劇で、長尺な台詞のシーンを多用した「哲学的」とも取れる内容の作品でした。

本作は1冊の本を